私的据置ゲームランキング!

スーパーファミコン時代からPS4まで忘れられないあの頃遊んだ名作ゲームを紹介します。定番の神ゲーからちょっとマニアックな知る人ぞ知る感動&熱中できるRPG、アクションゲームなど

2020年版!懐かしい2005年~2010年からの名作ゲームおすすめ

2005年から2010年(平成17年〜平成22年)までのちょっと懐かしい名作ゲームランキングをご紹介します。

 

90年代後半のプレステ、2000年代前半のプレステ2でゲーム業界のトップを独走していたソニーですが2006年末に発売したPS3任天堂Wiiとの一騎打ちではWiiが圧勝し任天堂が再びトップの座に返り咲きました。

ソニーのPS3と任天堂のWii

ソニーPS3任天堂Wii

 

 

ブルーレイディスクも見れて映像美、機能面ではWiiを大きく上回るスペックのPS3でしたが、Wiiの2倍にもなる当時の値段のせいもあり、販売数はなかなか伸びませんでした。

 

明暗を分けた理由はなんだったのでしょうか??PS3でヒットしたゲームソフトを見てみると、ファイナルファンタジーXIIIバイオハザード6グランド・セフト・オートVメタルギアソリッド4など男性に人気のタイトルが見られますが、ゲーム初心者には敷居が高く感じるゲームが多い気がします。

 

みんなでワイワイというよりも一人で集中するタイプ(オンライン要素はありますが)のゲームが多いように思います。

 

一方、久しぶりに任天堂の据え置き型のゲーム機で大ヒットを記録したWiiの人気作は、おなじみのマリオシリーズに加え、WiiスポーツWii FitはじめてのWiiなど家族で楽しめたり、女性がトレーニングやヨガ、フィットネス目的で楽しめるシリーズを次々にリリースしPS3が取り込めなかった層の人気を得ます。

 

任天堂の家族で気軽に楽しめて、健康管理もできるゲームなどをリリースしたWiiは当時最高の性能を誇るPS3に処理能力、ソフトウェアの質では劣りますが、確実なターゲッティングに基づくブランドターゲットの獲得が功を奏したのだと思います。アイデアマーケティングの勝利ですね!

 

会社名

ゲーム機名

代表的な名作ソフト

ソニー・コンピュータエンタテインメント(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント

プレイステーション3

発売日:2006年11月11日

当時の価格:49,980円(20GBモデル)

60,000~65,000円(60GB)

龍が如く4 伝説を継ぐもの


テイルズ オブ エクシリア


バイオハザード6

任天堂(Nintendo)

Wii

発売日:2006年12月2日

当時の価格:25,000円

スーパーマリオギャラクシー

Wiiスポーツ

モンスターハンター3

 

それでは2005年~2010年までの名作から選出したちょっと懐かしい独断ゲームランキングです。

 

世界でも評価された‟Wabi-Sabi”感動活劇

2000年代後半の名作ゲーム1位 大神(2006)

大神

参照: http://www.capcom.co.jp/o-kami/zekkei/

発売日(初リリース日)

2006年4月20日(日本発売日)

開発元

クローバースタジオ

発売元

カプコン

ジャンル

ネイチャーアドベンチャーゲーム

続編

大神伝~小さき太陽~(ニンテンドーDS

主なスタッフ

企画(リードプランナー):柴田洋

キャラクターデザイン:吉村健一郎

プラットフォーム

PlayStation2

Wii

大神 絶景版(HDリマスター)

ダウンロード版価格 3000円~3500円あたり

PS3(パッケージ版も有)

PS4(パッケージ版も有)

Nintendo Switch(パッケージ版も有)

XboxOne(北米版のみパッケージ有)

PC(STEAM)

対象年齢

CERO:A (全年齢対象)

 

2006年にプレステ2で発売された当初から国内外で数々の賞を受賞し、2018年には「動物キャラクターが主人公の最も評価の高いゲーム」として2度目のギネスまで獲得した日本らしさの詰まった名作ネイチャーアドベンチャーゲーム(アクション)です。

 

色鮮やかな日本画のグラフィックは日本昔ばなしの世界に入りこんだかのようで市原悦子さんのセリフが聞こえてきそうな懐かしさと美しさに溢れています。

 

森羅万象を操るアマテラス(主人公のワンコ)の筆しらべという筆を使った奇跡の力で花を咲かせたり、岩を砕いたりと細部までにこだわった作品になっています。

 

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勇ましいワンコ様

キャッチコピーとなっている「この世の命が、蘇る」のとおり、アマテラスと相棒の妖精イッスンが世界の危機を救っていきます。

 

特にHDリマスターされた「大神 絶景版」での発売となっているNintendo Switchは筆しらべのアクションが画面のタッチ操作Joy-Conでのジャイロ操作にも対応しているのでより直感的な楽しみ方ができるのでおすすめです。

 

操作も分かりやすく、村人たちの姿やしゃべり方もかわいいので(謎の擬音でしゃべります)年齢関係なくプレイできると思います。

 

アクションが好きな人、和風テイストが好きな人、ワンコが好きな人におすすめです。


Nintendo Switch『大神 絶景版』 プロモーション映像

 

直感的なタッチ操作のアクションRPG

2000年代後半の名作ゲーム2

すばらしきこのせかい It's a Wonderful World(2007)

すばらしきこのせかい

参照: https://www.jp.square-enix.com/

発売日(初リリース日)

2007年7月27日(日本発売日)

開発元

ジュピター

発売元

スクウェア・エニックス

ジャンル

ロールプレイング / アクション

主なスタッフ

メインキャラクターデザイン: 野村哲也

ディレクター:神藤辰也

シナリオ:平野幸江

プラットフォーム

ニンテンドーDS

価格(配信)

すばらしきこのせかい-Final Remix-/Nintendo Switch 3,696円(NintendoStore)

 

対象年齢

CERO:B (12歳以上対象)

 

ニンテンドーDSで2007年に発売された本作はキングダムハーツシリーズなどのキャラクターデザインでおなじみの野村哲也さんが手掛けているだけあり、登場人物はKHに出てきても違和感のない風貌をしています。(本作のキャラクターもKHへゲストキャラとして出演しています)

 

タッチ操作を軸としたバトルシステムもとても素晴らしいですが、最も引き込まれたのはストリートアートなどのアンダーグラウンドカルチャーを作品全体に取り入れたところです。

 

HIPHOP、スケボー、クラブ、渋谷、原宿、レコードショップ、グラフィティなどのカルチャーをかっこよくオシャレに落とし込んだところが素晴らしいです!

 

ストーリーの基軸はあくまで、「世界は俺一人でいい、全員消えてしまえばいい」と、他人と関わることを拒絶している主人公のネクという少年が突然、死神のゲームに巻き込まれ、他者と協力して彼の大好きなシブヤを守るために死神達と戦う物語です。

 

「世界を変えたければ、自ら境界を越えろ」という人との繋がりをテーマにしたシナリオはキングダムハーツに通じる部分もあると思います。

 

キャラクターが装備するブランドの組み合わせなどでトレンドが変化しボーナスが発生するシステム、こだわって作られた終始途切れることなく流れている楽曲達など、とにかくスタイリッシュで随所にストリートカルチャーへのリスペクトが感じられました。

 

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すばらしきこのせかい

プレイしていて2000年あたりの裏原系ブランドブーム(A BATHING APEなど)、adidasなどを連想しちゃいました。そういうの好きなスタッフがいたのでしょうか??

 

バトルのシステムはとにかくほぼ全編に渡りタッチ操作なので(Nintendo Switch版でプレイ)かなり指は疲れますが装備するバッジにより様々な戦略ができるのが面白いです。ニンテンドーDS版はタッチペンで画面が壊れるまで熱中した人もいたそうです(笑)

 

 14年ぶりに続編が発売決定!


『新すばらしきこのせかい』タイトル発表トレーラー

 

 

すべては妹のために・・・

2000年代後半の名作ゲーム3位     ニーア レプリカント/NieR RepliCant(2010)

ニーア

参照:https://www.jp.square-enix.com/nierreplicantv1p2/

 

発売日(初リリース日)

2010年4月22日(日本発売日)

開発元

キャビア

発売元

スクウェア・エニックス

ジャンル

アクションRPG

続編

ニーア オートマタ(2017/PS4他)

主なスタッフ

ディレクター:横尾太郎

プロデューサー:齊藤陽介

シナリオ:名取佐和子

プラットフォーム

PlayStation3

Xbox 360ニーア ゲシュタルト

対象年齢

CERO:D (17歳以上対象)

 

妹想いの兄ニーアが妹ヨナのために奮闘する切ない物語です。

小さな村に住む身寄りのない兄妹である二人は村の人々や美人姉妹の村長デボル&ポポルに支えられ暮らしていました。

 

兄は不治の病と呼ばれる黒文病に侵された妹を助けるために世界を旅することになります。

 

旅を共にすることになる通称シロこと封印の書物である白の書(しゃべる本)、両性具有で半身がマモノに憑りつかれている訳アリの下着女カイネ、目を合わせた物を石化させる能力を持ち、ニーアに恋心を抱く少年エミールと、ドラッグオンドラグーンの登場人物同様に細かいバックボーンが設定されています。

 

ニーアレプリカントの世界はPS2で2003年に発売されたDODドラッグオンドラグーン)のマルチエンディングの1つからおよそ1300年後の世界を描いたもので、DODの物語との直接的な繋がりは無いものの、そのエンディングでの出来事が引き金になり起こった未来という設定になっています。

 

のちに戦うこととなる魔王の正体や動機などを知ると切なくなる今作も、DOD同様に鬱ゲームと呼ばれることが多いですが、今作にはまだ救いが・・・あるのかな?・・

 

白塩化症候群という病により人類が滅亡した世界、荒廃し文明が崩壊した世界を描いている今作は宮崎駿監督の風の谷のナウシカとの共通点を指摘するプレイヤーも多いようです。

 

私はナウシカもかなり好きな作品で、両作に漂う終末観事態をなんとかしようと抗う人々など心に訴える作品として類似性を感じました。

 

バトル面はボタン連打でなんとかなるシンプルな感じです。主人公が使用する魔法の黒の手ベヨネッタを彷彿とさせますが偶然だそうです!

 

白の書の声優はDODで主人公のカイムレッドドラゴンを演じたピーターこと池畑慎之介さんが引き続き担当しています。今回は憎めないおしゃべりキャラでしたね。

 

ちなみにXbox360ニーア ゲシュタルトNieR Gestalt)とタイトルが若干変更されて発売されたものは主人公が兄ではなく父親で、妹であったヨナが娘という設定に変わっている以外は特に変更点はありません。

 

バトルは割と単純ですがシナリオと音楽は絶品です!

ストーリー重視の方、切ないストーリーが好きな方におすすめです。

 

リメイク、リマスターではなくバージョンアップして再発売!


NieR Replicant ver.1.22474487139.../ニーア レプリカント ver.1.22474487139...: ティザートレーラー

 



セクシー魔女のおしおきアクション

2000年代後半の名作ゲーム4位    ベヨネッタ(2009)

ベヨネッタ

参照:https://www.platinumgames.co.jp/games/bayonetta

 

発売日(初リリース日)

2009年10月29日(日本発売日)

開発元

プラチナゲームズ

ジャンル

アクション

続編

ベヨネッタ2(2014)

ベヨネッタ3(発売日未定)

主なスタッフ

シナリオ:神谷英樹


プロデューサー:橋本祐介

プラットフォーム

Xbox 360

PlayStation3

Wii U(ベヨネッタ2とのセット)

NintendoSwitch(ダウンロード版のみ)

PlayStation4(BAYONETTAVANQUISH)

対象年齢

CERO:D (17歳以上対象)

 

2009年にXbox 360PS3で発売された本作は人気を博しシリーズはベヨネッタ3(発売時期未定)まで発表され、移植版も続々リリースされています。

 

魔女たちとルーメンの賢者達の100年に及ぶ抗争があり、最終的には人々による信仰心「神の奇跡の力」による凄惨な魔女狩りによりアンブラの魔女達は滅びたかに思われました。・・・・が!

 

しばらくして蘇った魔女ベヨネッタ(Bayonetta)が天使達をボッコボコになぎ倒していくド派手な復讐の乱獲アクションゲームです。

 

ゲーム全体のテンポが良く、戦闘は入力ボタンの組み合わせで技が変化する格闘ゲームのような要素もありますが、同じ技のゴリ押しでもなんとかなるので(難易度によってはキツイですが)アクションが苦手な方でも楽しめます。

 

デビルメイクライをさらなる次元に引き上げることを目的として制作されたバトルシーンは爽快で武器も多数あり収集要素も楽しいです。

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とにかくセクシーなベヨネッタ

 

たっぷりあるムービーシーンもセクシーで面白いのでスキップすることなくクスッとしながら見てしまいます。いきなり大股広げてのヒップアタックは笑うしかありません。

続編のベヨネッタ2はさらにパワーアップしているのでこちらもおすすめです。

開発中のベヨネッタ3も待ち遠しいですね!

 

無双系のアクションが好きな方、セクシーお姉さんが好きな人におすすめ!

お得になってPS4でも発売!


PS4『BAYONETTA&VANQUISH』プロモーション映像




高クオリティのバトルと音楽のRPG

5位トラスティベル ショパンの夢(2007)

トラスティベル

参照:https://www.jp.playstation.com/software/title/bljs10017.html

発売日(初リリース日)

2007年6月14日(日本発売日)

開発元

トライクレッシェンド

発売元

バンダイナムコゲームス(現バンダイナムコエンターテインメント

ジャンル

新感覚クロニクルRPG

主なスタッフ

ディレクター&シナリオ:初芝弘也

プロデューサー:野口伸二

音楽作曲:桜庭統

プラットフォーム

Xbox 360

PlayStation3(新要素追加の移植版)

PlayStation™Now(定額制に対応)

対象年齢

CERO:A (全年齢対象)

 

2007年にXbox 360で発売されたRPGです。

オープニングの結構長いムービーを見た限りでは???・・とどんな物語なのかが理解できませんが徐々に紐解けていきます。(それにしてもわかりにくいという声もちらほら・・)

 

ストーリー以外の部分はかなり良い感じです。キャラクターも個性がありバトルもやりがいがあり楽しめます。

 

10人以上に及ぶパーティーキャラ(PS3版ではさらに増加)達は戦い方にも個性があり様々なパーティー編成を楽しめます。

 

敵の頭部を狙うとダメージがアップしたり敵との距離が大事だったり、日向/日陰で使える技が変化するなどかなりバトルシステムは凝ったものになっています。

 

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トラスティベル バトルシーン

ターン制とリアルタイムを融合したバトルは爽快で必殺技→必殺技へ繋げるハーモニーチェインは時間制限もありスリリングな戦闘が楽しめます。パーティ編成が悪かったりレベルが不足しているとあっさりやられてしまうこともよくあります。

 

ストーリー後半はまさかの展開でちょこっと記憶に残っています。(笑)

やりこみ要素である本編クリア後の2週目は敵の強さも格段に上がるのでよりテクニカルに動く必要があります

スリリングなバトルが好きな方、テイルズシリーズが好きな人におすすめです。



以上が2005年~2010年あたりの個人的名作ゲームランキングでした。
私はこの頃オンラインゲームをかなりしており、それほど本数的にもゲームは買っていませんでしたがこの5本は心に残っています。

すばらしきこのせかいは最近になってNintendo Switch版での初プレイでしたが携帯モードに適していて、スマホゲームの上位版といった印象を受けました。タッチ操作ならではのバトルはかなり楽しかったです!

ニーア レプリカントのストーリーはかなり思い出深く2000年代のゲームの中でも忘れられないものになっています。ダンサーインザダーク火垂るの墓など悲しい映画が好みの人にはハマると思います!横尾太郎さんの手掛けたDODやニーアオートマタなどは鬱ゲーなどと言われることも多いですが、エンディング分岐では若干ハッピーエンドになるものもあるので救いは・・・ちょっとはありますかね。PS3ではこれが1番かな!

次回は2010年代いきま~~す。